開催日時等概要
交流会20:30~21:30
2014年初のウズウズはハナムラチカヒロさんをお迎えします。
ランドスケープデザインは,通常公園や緑地などの外部空間の設計やデザインを行う領域を指します。
ハナムラさんの専門はランドスケープデザインをさらに進化させた「風景異化」という独自の領域です。風景を変えるために木を植えたり道を作るのではなく、「場所に立つ人がこれまでと異なる見方を持てば、その人の中で新しい風景(landscape)が生み出される」というものです。
日常の繰り返しの中で固定概念や偏見がうまれ、本来見えていた大切なものが見落とされる事が多い今、場を違った角度から見つめ直す「まなざしのデザイン」を実践することが重要です。
私たち経営者は厳しい社会情勢に置かれています。
会社をとりまくさまざまな外部要因の変化を敏感に察知し柔軟に対応し、自ら変化し続けていくことが求められています。
しかし実際は偏見や常識に縛られたり、日常の繰り返しの中でものの見方が固定化され本来見えるべきもの、大切な何かを見落としてしまいがちです。
今回はハナムラさんの提唱される「風景異化」を知り、目の前の事象と自分の関係を自らデザインし主体的に乗り越えていく方法を共有して頂きたいと思います。
【こんなことを話す予定】
私達を日々取り巻いている風景(ランドスケープ)はいかにしてデザインされるのでしょうか。
風景は空間のデザインだけではなく、人が織りなす状況や自然現象など様々な要素がある上に、人々が向ける”まなざし”が無ければそもそも成立しません。
「風景を異化する」という観点から街中や病院といった公共空間で取り組んでいるアートやデザインの研究と実践についてお話します。
またアートとデザインが社会的に果たす役割の違いや、芸術が社会に果たす役割、そして創造性を共有する社会をどうデザインするか、というテーマについても話せればと思います。
講演後は同会場にて軽食をご用意させていただき、ハナムラチカヒロさんも交えて交流会を開催させていただきます。
世界最大規模の空間環境系デザインアワードの『DSA Design Award 2012』で大賞を受賞したハナムラさんの作品。(日本経済新聞社賞も同時受賞)
講師の紹介
ハナムラチカヒロ氏
アーティスト/ランドスケープデザイナー/研究者/俳優
1976年大阪生まれ。風景の見方を変革する「風景異化論」をベースに、ランドスケープデザインや建築、 コミュニケーションデザインなどを行う一方で、街中や病院といった公共空間でインスタレーションなどのアート作品の制作も行う。また映画や演劇などにおいて俳優もつとめ、その領域横断的な表現活動をベースに、アートやデザイン、映画/演劇などの表現と地域ブランディングの実験と プロデュースに取り組む。その取り組みの拠点として、2008年から緑橋(大阪市東成区)にある”活版印刷工場”をシェアビルドしたアトリエ「♭(フラッ ト) 」を中心に、様々な人々が集まり、まなざしと価値を交換する生活創造を目指したクリエイティブシェアのプロデュースを行っている。一般社団法人ブリコラージュ・ファウンデーションを立ち上げ、大阪やソウルにおけるクリエイティブシェアのネットワークのプロデュースに携わっている。
大阪府立大学農学部地域環境科学科卒業、同大学生命科学研究科修士課程修了。ランドスケープデザインオフィスにて国内外のプロジェクトに関わった後、大 阪大学コミュニケーションデザイン・センターにて、京阪電鉄と共同で行った中之島コミュニケーションカフェ2006/2007にて企画運営及び空間ディレクションなどに携わる。また2006年度より船場アートカフェのディレクター兼アーティストとして、大阪市立大学病院アートプロジェクトに継続的に関わり、2010年3月に同病院の50mの吹き抜け空間にて自身が制作した作品「霧はれて光きたる春」はメディアにも大きく取り上げられた。2012年に大阪赤十字病院で取り組んだ同作品が、世界最大規模の空間環境系デザインアワードの『DSA Design Award 2012』で大賞を受賞した。日本経済新聞社賞も 同時受賞。大阪府立大学21世紀科学研究機構観光産業戦略研究所・准教授。大阪市立大学都市研究プラザ特任研究員。大阪大学工学研究科建築学科非常勤講師。一般社団法人 ブリコラージュ・ファウンデーション代表理事
とても興味深いテーマなので楽しみです。よろしくお願いいたします。
1.自己紹介 ヒト・バショ・コト・モノの価値を発見し紹介する『クリエイティブ・イントロデューサー』という仕事をしています。
2.ひとこと ハナムラさんの活動のお手伝いをしております。生命と芸術をテーマにした彼の活動をたくさんの方に知っていただきたいと思います。
1.365日、毎日出かける街好きです。
2.普段見慣れた風景でも、例えばイルミネーションひとつで心が温かくなったり、ゆっくり歩いてみたくなる。そんな空間デザインの面白さにに惹かれていましたが、まなざしという視点で意識したことはありませんでした。『風景異化とまなざしのデザイン』、楽しみにしております。
はじめまして竹花と申します。カメラマンをしております。ハナムラさんのお話とても楽しみにしています。
一昨年江之子島創造センター講演聞き逃したので今回は是非お話し聞いてみたいです。よろしくお願いします。
1.自己紹介グラフィックデザインの仕事をしています。とある不動産情報サービス会社のブランディング、広告媒体、会報誌を制作しています。
はじめまして、「まなざしのデザイン」に興味深く思い、是非参加させていただきたく思います!
1、自己紹介 見るコトバ手話をベースに、視覚や触覚の音楽も探りながら「観る歌」のパフォーマンスをしています。ダンサー。手話通訳士。
2、ひとこと 風景異化。とても興味深い感覚とテーマです!楽しみにしています。
学習環境デザインの研究をベースに編集デザイン、ツールデザイン、環境デザイン、そして幼児から大人までデザイン教育に関わる仕事をしています。
また、つながりが新たな価値を生み出す装置としてのサロンに興味があり、デザイン的な発想と行動によって人がつながるundesignというサロンを不定期で開催しています。
1. デザイナーです。「デザインをもっと身近に」というテーマでサロン活動などを行っています。
2. 風景のデザイン、とても興味深いです。お話楽しみにしています。
1.自己紹介:大阪で設計事務所やっております
2.まだいけますでしょうか、楽しみにしてます。
1.自己紹介:インターネットでの輸入&輸出業
2.ひとこと:参加表明遅くなり申し訳ありません。