開催日時等概要
共感と共創で生み出すコミュニティづくり
日本への外国人旅行者が増えている中、それとともに全国に増えてきている「ゲストハウス」。
かつては、安いけど汚いバックパッカー向けの宿というイメージがありました。
しかし、最近のゲストハウスはオシャレできれいなところが増え、また、宿泊者と地元の人が交流する場になるなど新たなコミュニティづくりの役割を担うところも出てきています。
今回のウズウズで知恵を共有してくれるのは、札幌市内に4店舗、小樽にて3店舗計7店舗のゲストハウスを運営する合同会社Staylink共同代表の柴田涼平さん。
「共感と共創で生み出すコミュニティづくり」をテーマに知恵を共有していただきます。
柴田さんは大学卒業後、就職を経験せずに友人3人と合同会社Staylinkを立ち上げます。
何の事業を行うか考えたときに「地域」「交流」「場」というキーワードから生み出したのがゲストハウスでした。
「みんなが愛情を持てる“居場所”になるよう、完成するまでのストーリーを共有し、多くの人と喜びや楽しみを分かち合いたい」と、1店舗目のwayaを作る際は200人以上の方がリノベーションに参加しました。その半数近くが知人ではなく見ず知らずの方だったと言います。
そして、オープンイベントには、100人を超える人びとが訪れて一緒にお祝いしてくれたそうです。
柴田さんはこう言います。
「いろんな人を巻き込みながら作って、完成したときに「やっとできた」とか「ようやくできたよ」っていうような自分たちがメンバーって思えるような人たちが一緒にいて、その人達と完成の喜びを分かち合えるって想像しただけで何て幸せなんだろうって思ったんです」
Staylinkのミッションは「場を通して、人をプロデュースし、夢を実現できる社会を創る」ことだと言います。
単に場所作りをすることではないことが、Staylinkが運営するゲストハウスがコミュニティづくりの役割を果たしている所以ではないでしょうか。
当日お話しただく内容は次の通りです。
▼共有内容
①完成度”0”の状態から発信を始める
②不完全さによる凸凹を晒す
③提供できるものを真剣に考える
④”界隈性”を創出する
⑤”場”なんて作っても、人は繋がらない。
コミュニティづくりに興味がある方はぜひ柴田さんに会いに来てください!
スピーカーの紹介
柴田涼平(しばたりょうへい)
合同会社Staylink共同代表
北海道札幌市にて、Guest House waya、雪結(yuyu)など札幌市内に4店舗、小樽にて2店舗の計6店舗のゲストハウスを経営。2号店では世界で初となる、ゲストハウス内で学童保育を行い、他には不登校向けの居場所づくりプロジェクトメンバー、北海道移住ドラフト会議主宰、ゲストハウス基金創設、そしてゲストハウスサミット主宰を担う。 「場を通して、人をプロデュースし、夢を実現できる社会を目指す」という会社のミッションの元、意義ある場づくりに魂を燃やしている。
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