開催日時等概要

『智が生まれる場としての「コミュニティ」の可能性』

第65回目のウズウズは東京から株式会社空気読みの跡部徹さんをお招きします。
跡部さんのブログ「空気読み一人シンクタンク」では”世の中の空気を読むことで、ライフスタイルや価値観の変化の兆しを言語化する”ということをテーマに書かれていますが、今回は【コミュニティ】をテーマに現在どのような価値観の変化が起こっているのかお話していただきます。
お話いただく内容は次のとおりです！

１：メディアビジネスモデルの変遷
・宣伝広告モデルとしての雑誌ビジネス→netをセットしてグロス予算を守ることに注力
・販促モデルとしての情報誌ビジネス→netサービスへ
・新規ビジネスとして「メディア×コミュニティ×イベント」のトライアングルモデルでの新規参入
２：音楽・出版・コンテンツビジネスと、切ってはきれないコミュニティの可能性
・音楽：ライブ収益・ライブグッズ収益がメインに
・メルマガ＝著者へのお布施モデル／cakesなどのコンテンツプラットフォームの可能性
・アーティスト自身が、直接ファンとのつながってメディア機能も持ち始めている
３：インディペンデントに働く人・都市を元気にするのに「コミュニティ」はもはや無視できない存在
・TechWaveの事例：blogメディア×塾×飲み会・勉強会
・自由大学「脱藩学」の事例：廃校というリアルのプラットフォーム、参加者、コンテンツ、情報発信メディア
・ウズウズもそうですよね･･･

講師の紹介

跡部 徹（あとべ とおる）氏 （facebook)
株式会社空気読み 代表取締役
1974年宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業。株式会社リクルートで、自動車領域 （「カーセンサー」）・通販領域（赤すぐシリーズ「赤すぐ」「妊すぐ」「赤すぐキッ ズ」）における、雑誌・WEBメディアの編集長を歴任した後に独立。一人株式会社空気 読み代表として「生活者の気持ちやトレンドの背景をとらえたアイデア・企画により、賑 わう場を運営する」をモットーに、メディアのコンセプト設計・メディアを活用した新規 事業の立ち上げ、企業の自社メディア活用支援などを行なっている 著書：「空気読み企画術」（日本実業出版社）／「前に進む力」（ディスカヴァー・トゥ エンティワン）／「顧客に愛される会社のソーシャル戦略」（技術評論社）

当日の様子